健康食品の選び方　〜食後の血糖値の上昇を緩やかにする編〜

”食後の血糖値の上昇を緩やかにする”という表示を許可された特定保健用食品（以下、トクホ）のオススメは、パインファイバーW（㈱松谷化学工業）です。

有効性

”食後の血糖値の上昇を緩やかにする”という表示を許可されたトクホに含まれる成分には、「0.19小麦アルブミン」「グァバ葉ポリフェノール」「サラシノール」「ネオコタラノール」「難消化性デキストリン」の5つがあります。

これら5つの成分は、食事と同時に同成分を摂取した方と接種しなかった方を比較した臨床試験の結果、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果の表示が認められています。

しかしながら、これら5つの成分間での比較試験は行われていません。そのため、どの成分がより優れているか、といった情報はありません。

トクホに含まれる「0.19小麦アルブミン」「グァバ葉ポリフェノール」「サラシノール」「ネオコタラノール」「難消化性デキストリン」の5つの成分について、安全性を比較した試験はありません。

5つの成分を含む商品は数多く存在しますが、人工甘味料や着色料などが含まれている商品は、その含有量が一目でわからないことが多くオススメ出来ません。

また、複数の成分が含まれていると、もしも体に合わなかった場合に、どの成分が原因だったのかの判別も難しくなります。

そのため、可能な限り主成分のみを含む商品をオススメします。

「0.19小麦アルブミン」のみを含む商品はありません。主成分以外の成分が複数含まれています。

「グァバ葉ポリフェノール」を含む商品には、ヤクルト蕃爽麗茶があります。主成分のほか、蕃果エキス、ビタミンCも含んでいます。

「サラシノール」「ネオコタラノール」のみを含む商品はありません。主成分以外の成分が複数含まれています。

「難消化性デキストリン」のみを含む商品には、パインファイバーＷ、賢者の食卓ダブルサポートがあります。

主成分のみを含む商品それぞれの1日使用量目安あたりの値段は下記となります。

（※価格は楽天市場および公式サイトを参照し記載）

このため、もっとも安価であるパインファイバーＷをオススメします。
もしもパインファイバーＷが体に合わない場合には、同成分の賢者の食卓ダブルサポートや他成分で比較的成分の少ないヤクルト蕃爽麗茶(グァバ葉ポリフェノール)も試してみてはいかがでしょうか。

-パインファイバーＷの使用方法-
1食あたり1包を飲み物に溶かして、食事とともに摂取。1日3包。

-賢者の食卓ダブルサポートの使用方法-
1食あたり1包を飲み物に溶かして、食事とともに摂取。1日3包(パインファイバーWと同様)。

-ヤクルト蕃爽麗茶の使用方法-
食事ごとに200mL(1パック)を目安に飲用。

”食後の血糖値の上昇を緩やかにする”という表示を許可されたトクホについては、

上記を考慮すると、

パインファイバーW（㈱松谷化学工業）をオススメします。