市販薬の選び方 〜抗アレルギー薬編〜

抗アレルギー薬でオススメするのは、

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上記成分を有する薬剤です。

有効性

抗アレルギー歴に関して、多数の臨床試験論文があるものの、特定の薬剤が他の薬剤よりも優れるという明確な根拠となるものはありません。

具体的には、「ある臨床試験ではAという薬剤よりもBという薬剤のほうが有効であった。しかし、別の臨床試験ではBという薬剤よりもAという薬剤のほうが有効であった。」という相反する結果が存在し、結局どちらが優れているのかわからない、といった状態です。［1］［2］

そのため、有効性について、優劣をつけることは出来ず、個人差の大きい薬とも言えます。

抗アレルギー薬としてよく使用される「抗ヒスタミン薬」という薬の成分は、脳内に作用することで眠気の副作用が起こることがあります。

眠気は、車などの運転に注意を要するのみではなく、集中力の低下にも関与します。したがって、眠気の副作用の少ない薬剤が、安全性の面で優れていると言えます。

薬によって、脳内への作用の程度が異なり、眠気の強弱に違いがあります。ロラタジンやフェキソフェナジンは、脳内へほとんど作用せず、眠気の副作用が極めて出にくい薬剤です。

また、フェキソフェナジンは、腎臓や肝臓の機能が低下している方であっても使用できます。

オススメの2種類の値段は下記のとおりです。

同じ系統の別の薬の値段は下記のとおりです。

比較してみると、同じ系統の薬より特別に高いわけではありません（むしろ安いです）。

※価格は最小包装単位のメーカー希望小売価格で比較しています。一般的に、一箱あたりに含まれる薬の数が多いほど価格は安くなります。しかし、薬は効果に個人差が出ることもあるため、初めて使用する薬は最小単位での購入をおすすめします。

今回オススメした2種類の他にも、抗アレルギー薬には以下の薬があります。

エピナスチン

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セチリジン

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抗アレルギー薬は効果の個人差が大きいため、ロラタジンやフェキソフェナジンが合わない場合には、上記の薬を試してみてはいかがでしょうか。

抗アレルギー薬については、

上記を考慮すると、

ロラタジン

価格:800円
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フェキソフェナジン

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まずは上記2剤のいずれかの使用をおすすめします。