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市販薬を選ぶ3つの基準 〜有効性・安全性・経済性〜

一般用医薬品推奨リスト
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体調が悪くて薬局やドラッグストアに薬を買いに行ったとき、種類が多すぎてどれを選んだらいいかわからなかった経験はありませんか?

このブログでは

  • 有効性
  • 安全性
  • 経済性

の3つの基準を用いてあなたのおくすり選びをサポートします。

この3つの指標は日本を含む全世界の医療機関でも近年用いられている概念であり、「フォーミュラリー」とも呼ばれています。

「有効性」の考え方

「症状が治まる」「すぐに効く」「長く効く」といった、薬に求める効果が大きいものを選びます。

これらは一般に、実際の人を対象とした、大規模な臨床試験の結果から判断することが出来ます。

「安全性」の考え方

「副作用が少ない」「持病があっても使用できる」「高齢者や妊婦・授乳婦でも使用できる」ものを選びます。

有効性と同様に、これらも臨床試験の結果から判断することが出来ます。

「経済性」の考え方

「有効性や安全性に大きな違いがある」場合には、より優れているものを選びます。この場合、経済性は薬を選ぶ判断材料にはなりません。

「有効性や安全性が同等である」場合には、「経済性(=値段が安い)」ものを選びます。得られるメリットが同じなら、より安価であるほうが、経済性に優れているといえます。

「有効性や安全性に小さな違いがある」場合には、その差が値段に見合うかを考えて選びます。効き目がわずかに高くても、他の薬より値段が10倍高いのであれば、それは値段に見合った効果があるとはいえません。

似たような効果を持つさまざまな薬について、価格という点から取捨選択を行います。

まとめ

このブログでは、

  • 有効性=薬に求める効果が大きいもの
  • 安全性=副作用の少なさや誰でも使用できるもの
  • 経済性=有効性・安全性の優劣と値段が釣り合うもの

この3つの基準を用いて、さまざまなおくすりの選び方をお伝えしていきます。

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